所沢ユニバーサルスポーツ応援団とパラフォト代表佐々木延江さん

所沢でパラフォト代表・佐々木延江さんのお話を伺いました。

先日、所沢ユニバーサルスポーツ応援団のイベントに参加してきました。

 

この応援団は、定期的に地域の方と一緒にユニバーサルスポーツやアスリートとの交流イベント等を行っています。

「とっておきの音楽祭」が、障害のある人とない人が音楽の力で『心のバリアフリー』を目指すのに対し、「所沢ユニバーサルスポーツ応援団」は、スポーツの力で『心のバリアフリー』を目指しています。 

今年4月には、パラアスリート、藤本所沢市長、及び柴山首相補佐官と共に、前遠藤東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当大臣を訪問されています。

 

今回のイベントでは、来月のリオパラリンピックで現地取材を行う佐々木延江さん(パラフォト代表)のお話を伺いました。

パラスポーツへの想いを語る佐々木さんの姿があまりにも素敵で何度も見とれてしまいました。



こんにちは。パラフォトの代表の佐々木と申します。

パラフォトはファンのメディアとして16年間パラスポーツを伝える活動を続けてきました。

 

今、活躍している多くのアスリートの過去の記事や写真もパラフォトのウエブサイトに載っていますので、ぜひ、検索してみてください!

 

レベルの高いスポーツを求めて、多くの障害のある選手の素晴らしい挑戦があります。マスメディアの情報が増え、パラスポーツを知らないという人は少なくなりましたが、多くの人はまだ実際に観る機会が少ないと思います。そこで、2020に向けて、パラフォトは、あらためて魅力を紹介しファンを募りたいと決意しました。

 

ファンを募るには私たちのような有志のメディアが必要だと思います。そして、日本には、私たちのような有志、非営利のパラスポーツ・メディアの仲間たちの活動があります。パラフォトとも関わりながら活動を立ち上げたカメラマンや記者たち何人もいます。

自国開催を前に注目を集めるようになったいま、それぞれ活躍して、自主サイトでの配信や、様々な媒体へも配信を行っています

 

そういう中でパラフォトは、いつも新たな取材者をパラスポーツに迎える役割を果たしています。

伝える技術や想いのあるカメラマンや記者たちが初めてパラスポーツの魅力に出会い、新鮮な気持ちで伝えてくれます。長くモチーフとして関わり、深め、取材として続けていって欲しいと願っています。

 

最近のパラフォトには、ジャーナリストの堀潤さんや、プロカメラマンが集まるようになりました。写真や番組を作って、パラスポーツ界を応援したいと準備しています。

マスメディアの情報は増えましたが、私たちも埋もれるわけにはいきません。今後も取材者を増やしながら、取材を続けていけるよう、ご支援くださいますよう、お願い申し上げます。

世界と地域でおきているパラスポーツの現在について、知り、伝えることに意欲のある方、活動を理解し支えてくださる方、取材活動の継続に資金面でのご支援いただける方のご協力をお待ちしております。