とっておきの音楽祭 in Machida 開催趣意書

  • とっておきの音楽祭は、障害のある人もない人も一緒に音楽を楽しみ、音楽のチカラで「心のバリアフリー」を目指す音楽祭です。
  • とっておきの音楽祭は、2001年仙台での 第1回開催から、皆様の思い思いの演奏・歌声・ダンスなど様々な「チカラ」を表現。 それぞれの想いのこもったステージを全国各地で提供し継続しています。 
  • 「とっておきの音楽祭実行委員会SENDAI」のご協力のもと、首都圏では初めての開催を 目指すものです。町田での名称は『とっておきの音楽祭 in Machida』です。
  •  とっておきの音楽祭には社会を変えていく「チカラ」があると信じています。人と笑顔と音楽そして感動に満ちた、さらに魅力あふれるバリアフリー音楽祭の町田開催を、参加者の皆様と共に創っていきます。

「とっておきの」は「VERY SPECIAL」

とっておきの音楽祭の「とっておきの」とは、VERY SPECIAL(ベリー・スペシャル)の訳です。一人一人がかけがえのない存在であり、音楽のチカラであらゆる個性が輝いてほしいという強い願いが込められています。

心のバリアだけではなく建物のバリアも

心のバリアだけではなく建物のバリアフリーを目指します。ステージは町田市中心部の商店街や公園、公共スペースで行います。

合言葉は「みんなちがってみんないい」

姿形も、生き方も考え方も能力も、みんなそれぞれ違います。それぞれが違うことをお互いに認めあい、それを尊重すること。それが心のバリアフリーにつながるのではないでしょうか。

とっておきの音楽祭では「みんなちがって みんないい」を大切な合い言葉にしています。 (金子みすゞ「私と小鳥とすずと」より)

「とっておきの音楽祭in MACHIDA」の開催に向けて、その合い言葉を実感できる場所であり時間であることを目指します。

歴史的な流れ

◆第35代アメリカ大統領・ジョン・F・ケネディ(JFK)の妹であるローズマリー・ケネディは知的障害があったこともあり、ケネディ家は支援活動に様々関わっています。
◆1960年代には、JFKの妹のユーニスが関わってスペシャルオリンピックスが立ち上げられました。
◆1974年からは、JFKの妹のジーンが障害者の芸術活動を推進する「Very Special Arts」(VSA)活動を始めました。
◆1989年には、アメリカ・ワシントンD.Cにおいて、VSAによって国際的な障害者芸術祭「Very Special Arts Festival」(VSAF)が初めて開催されました。
以来、世界各地で同様のイベントが開催されています。

全国に広がる『とっておきの音楽祭』のネットワーク

2001年に仙台で始まったこの音楽祭は、現在、宮城県内では東松島市、栗原市。東北では秋田市、山形市、福島市、南相馬市、本宮市、会津若松市、盛岡市。九州では熊本市、人吉市、鹿児島市、鹿屋市でも開催され、2014年には大阪府枚方市、2015年には兵庫県篠山市と、全国16箇所以上にも広がっております。

熊本県熊本市
 オハイエくまもと とっておきの音楽祭
秋田県秋田市
 とっておきの音楽祭 in あきた
鹿児島県鹿屋市
 とっておきの音楽祭 in かのや
宮城県栗原市
 とっておきの音楽祭 in くりはら
宮城県東松島市
 とっておきの音楽祭 in 東まつしま
大阪府枚方市
 とっておきの音楽祭 in ひらかた

福島県福島市
 とっておきの音楽祭 in ふくしま
山形県山形市
 とっておきの音楽祭 in やまがた
兵庫県篠山市
 兵庫・篠山とっておきの音楽祭
群馬県安中市
 とっておきの音楽祭in安中
鹿児島県鹿児島市
 とっておきの音楽祭 in かごしま
佐賀県佐賀市

   とっておきの音楽祭 SAGA